WordPress（ワードプレス）とは、無償で使えるCMS（コンテンツマネジメントシステム）です。
簡単にいうと、PHPやMySQL、HTMLなどの専門知識がない方でも、ホームページを作ることができる便利な仕組みのことです。
HTMLのコードやPHPのプログラムを書けなくても、文章入力や写真の添付などパソコン操作ができるだけで最低限のホームページが制作できます。

WordPressの最新バージョンを把握する理由とは？

WordPressの最新バージョンを把握する理由をご存知でしょうか？
WordPressは、無料のオープンソースのコンテンツ管理システム (CMS)なので、世界各国で使われています。
そのため、古いバージョンを使っているとデメリットばかりです。

最新バージョンを使うメリット

新機能が使える
セキュリティ面が向上
プログラムを処理速度が向上
軽微なバグが修正される

WordPress5.5から標準機能が追加

WordPress5.5から2つの機能が標準装備されます。

そのため、プラグインが不要になってきます。

◇２つの標準機能追加

サイトマップ機能
画像遅延読み込み機能

サイトマップが生成される機能が追加

WordPress5.5からサイトマップ生成機能が標準で実装されるようになりました。

サイトマップのプラグインが必要ないと思っていましたが

実際に使ってみると、更新日時を検索エンジンに通知できないなど使えないことが分かりました。

「Google XML Sitemaps」などのサイトマップを生成するプラグインを使っている方は、そのままプラグインを使用することをおすすめします。

WordPress5.5にアップデートする際は、「.htaccess」にリダイレクト処理を記載して対応すると簡単です。

　注意：「IfModule mod_rewrite.c」の中に記載するようにしましょう。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
:
:
Redirect 301 /wp-sitemap.xml https://ドメイン.com/sitemap.xml
</IfModule>

画像の遅延読み込み機能が追加

表示速度を改善するために、使っていた画像の遅延読み込みプラグインが不用になります。

WordPress 側でLazy-loadが標準機能で実装されます。

実際に、imgタグに「loading="lazy"」が記載されるようになります。

WordPressバージョン【リリース予定】

年間のWordPressのバージョンリリース予定が公開されています。
2020年12月8日に5.6がリリースされました。
次回WordPressのバージョン5.7がリリースされるのが2021年3月予定になっています。
定期的にWordPressのバージョンチェックを行い、テーマやPHPなどの互換性をチェックしておきましょう。

WordPressバージョンリリース予定

5.7 2021年3月
5.8 2021年6月
5.9 2021年9月
6.0 2021年12月

WordPressの最新バージョンと過去のバージョン

WordPressの最新バージョンと過去のバージョンについてご紹介します。
定期的にバージョン確認を行い、自身のシステムのバージョン管理を行いましょう。

WordPress 最新バージョン【2021年12月時点】

WordPressの最新バージョンは、2021年11月27日にリリースされた「バージョン5.8.2」が最新バージョンになります。

過去のWordPressのバージョン

WordPressのバージョンが低い場合、バージョンアップすることをおすすめします。
WordPressのバージョンを上がることによって、セキュリティ強化やバグ修正、表示速度の改善などのメリットが多いです。
注意点として、使っているテーマやPHPのバージョン、プラグインとの互換性を確認しながら行いましょう。
◇WordPress 5.5 ブランチ