エックスサーバーがサポートする最新のPHPバージョン【互換性チェック】

エックスサーバーがサポートする最新のPHPのバージョンに更新していますでしょうか?
PHPのバージョンアップすることでパフォーマンス向上やセキュリティ対策、SEO対策にもなります。
PHPのバージョンアップする以外にもワードプレスを利用している方は、ワードプレス本体やWordPressテーマ、プラグインとの互換性をチェックしながらバージョンアップする必要があります。
コチラでは、エックスサーバーがサポートしている最新のPHPのバージョンについてご紹介します。


エックスサーバーがサポートしているPHPバージョン

2020年5月時点では、エックスサーバーがサポートしているバージョンは、「PHP 5.1.x - PHP 7.4.x」です。
推奨しているPHPのバージョンは、「PHP 7.3.14」になります。
定期的にエックスサーバー側で最新のPHPバージョンを導入してくれます。
エックスサーバーを利用している全プランが対象なので自身でPHPを最新バージョンにする必要はありません。
最新のPHPバージョンの導入に費用が掛からないので非常に助かります。
できるだけ、エックスサーバーが推奨しているPHPのバージョンを利用しましょう。

◇エックスサーバーがサポートしている最新のPHPバージョン
PHP 7.4.3 【2020.04 導入】最新バージョン
PHP 7.3.14(推奨)【2019.10 導入】
PHP 7.2.27 【2018.02 導入】
PHP 7.1.33 - PHP 5.1.6(非推奨)

エックスサーバーがサポートしている最新のPHPバージョン

現在、PHPの最新バージョンは、「PHP 7.4.x」です。
エックスサーバーがサポートしているバージョンは、「PHP 7.2.x - PHP 7.4.x」です。
PHP7系は、従来の旧バージョンのPHPよりパフォーマンスが大幅に強化されています。

■最新のPHP7.4
PHPのGDモジュールにおいて、「WebP」形式の画像に対応しています。
>>エックスサーバーで利用できるPHPバージョンはコチラ

■PHP7.3の変更点
詳細はPHP公式マニュアルをご参照ください。
>>公式マニュアルはコチラ

旧バージョンのPHP利用に注意

旧バージョンのPHPを利用している方は、利用しているワードプレステーマの推奨環境を確認してからPHPのバージョンをあげることをおすすめします。
旧バージョンのPHPは、バグやセキュリティーホールが修正されていないため脆弱です。
脆弱性があると攻撃を受ける可能性がるので、旧バージョンのPHPを利用する場合は注意しましょう。
最新バージョンのPHPは、OSベンダーによるパッチにて影響の大きな脆弱性を中心にセキュリティ修正されています。
また、WordPressを導入している方は、旧バージョンのPHPを利用していると、WordPressのバージョンアップができなくなる可能性があります。

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PHPのバージョンをアップする3つの理由

PHPのバージョンアップを行っていますでしょうか?
特にレンタルサーバーでWEBサイトを個人で運営している方は、ワードプレスのテーマやプラグインの推奨環境に合わせてバージョンアップしましょう。
バージョンアップを行うことで様々なメリットがありますので覚えておきましょう。

PHPのバージョンをアップする3つの理由
  1. WEBサイトが速くなる【機能・パフォーマンス向上】
  2. WEBサイトのセキュリティ向上【セキュリティ対策】
  3. 検索エンジンに評価されやすい【SEO対策】

WEBサイトが速くなる【機能・パフォーマンス向上】

1つ目のメリットは、PHPのバージョンアップするとWEBサイトが速くなります。
PHP5系とPHP7系のパフォーマンス速度を比べると、およそ2倍ぐらい向上します。
性能向上やメモリ使用量を低減するなど、大きな改善がされています。
WEBサイトの表示が遅い場合、PHPのバージョンをアップするだけで改善する場合があります。

WEBサイトのセキュリティ向上【セキュリティ対策】

2つ目のメリットは、PHPのバージョンアップするとセキュリティ向上になります。
PHP5系は、セキュリティサポートが2018年12月31日で終了しました。
サポートが終了したバージョンを使うとハッカーの標的になり狙われる場合があります。
最新のPHPバージョンからセキュリティ機能が実装されているので安全性が高くなります。
できるだけ、最新のPHPバージョンを利用しましょう。
安全性が高くなるとハッカーの標的になる可能性が低くなります。

検索エンジンに評価されやすい【SEO対策】

3つ目のメリットは、PHPのバージョンをアップすると検索エンジンに評価されやすくなります。
WEBサイトの表示速度が遅いとページ離脱率が高くなります。
ページの表示速度が速いとユーザーがストレスなく閲覧することができます。
そのため、WEBサイトとの評価が高くなりやすいです。

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PHPのバージョンアップをする前に3つの確認

PHPのバージョンをアップする前に3つの確認を行いましょう。
PHPとの互換性が合わないとWEBサイトが見れなくなったり、プラグインが動かなくなったりするので注意しましょう。
PHPのバージョンをアップする前にバックアップ取ることをおすすめします。

3つの確認事項
  1. ワードプレス本体とのPHP互換性チェック
  2. WordPressテーマとのPHP互換性チェック
  3. WordPressプラグインとのPHP互換性チェック

WEBサイトを構築してメンテナンスせずに放置している人が多いと思います。
PHPとの互換性の確認を行い定期的にPHPのバージョンをアップを行いましょう。
バージョンアップしたら必ず動作確認を行いましょう。

ワードプレス本体とのPHP互換性チェック

1つ目の確認事項は、ワードプレス本体とのPHP互換性チェックを行います。
ワードプレス本体のバージョンとPHPのバージョンの互換性が合わないと動作しなくなります。
エックスサーバーでは、定期的にワードプレス本体のバージョンアップができるようになっています。

WordPressテーマとのPHP互換性チェック

2つ目の確認事項は、WordPressテーマとのPHP互換性チェックを行います。
WordPressテーマは買い切りが多いため、PHPの最新バージョンだとWEBサイトが正常に動作しなくなることがあります。
定期的にWordPressテーマがバージョンアップされているテーマを使うことをおすすめします。

WordPressプラグインとのPHP互換性チェック

3つ目の確認事項は、WordPressプラグインとのPHP互換性チェックを行います。
プラグインがPHPやワードプレスのバージョンと互換性がない場合があるので注意しましょう。
正常に動いていたプラグインが動かなくなることもあるので、定期的にバージョンアップされているプラグインを使うと良いでしょう。

利用しているエックスサーバーのPHPバージョンを確認する方法

利用しているエックスサーバーのPHPバージョンを確認する方法をご紹介します。
エックスサーバーの管理画面から簡単にPHPのバージョンを確認することができます。

 

1、管理画面にログイン

 

2、PHP Ver.切替を選択

3、対象のドメインを選択

4、PHP最新バージョン確認

 

エックスサーバーで最新バージョンのPHPを切替える手順

エックスサーバーで最新バージョンのPHPを切替える手順は非常に簡単です。
エックスサーバーの管理画面から簡単にPHPのバージョンの切替ができます。

1、管理画面にログイン

 

2、PHP Ver.切替を選択

 

3、対象のドメインを選択

 

4、PHP最新バージョン選択変更

 

PHP 7.4にバージョンを切替えた後は、ウェブサイトが正常に表示されているか確認を行います。
ウェブサイトが正常に動作しなくなった場合は、PHPのバージョンを切替える前のバージョンに戻しましょう。

まとめ

PHPのバージョンアップは、WordPress本体やプラグイン、テーマとの互換性に合わせて行います。
エックスサーバーは、定期的にWordPress本体のバージョンアップやPHPのバージョンアップを自動で行ってくれます。
必要に応じて、エックスサーバー・WordPressの管理画面から簡単にそれぞれのバージョンアップすることができるので非常に楽です。
個人でアフィリエイトサイトを運用している方やサーバーのメンテナンスができない方におすすめです。
必ずPHPのバージョンアップする前は、バックアップを取りメリットや注意点を把握してから行いましょう。

PHPのバージョンをアップするメリット
  1. WEBサイトの表示速度向上【機能・パフォーマンス向上】
  2. WEBサイトのセキュリティ向上【セキュリティ対策】
  3. 検索エンジンに評価されやすい【SEO対策】
PHPのバージョンアップするときの注意点
  1. ワードプレス本体とのPHP互換性チェック
  2. WordPressテーマとのPHP互換性チェック
  3. WordPressプラグインとのPHP互換性チェック
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