エックスサーバーで海外のIPアドレスを除外する設定方法をご存知でしょうか。
海外から不正アクセスや攻撃を受けることがあり、サーバーのパフォーマンスが低下することがよくあります。
海外のIPアドレスを拒否することで安全にサイト運用を行うことができます。
- 不正なログインやアクセスを防ぐことができる
- アドセンス広告の超過クリックを防ぐことができる
- 攻撃を受ける可能性が低くなる
こちらでは、エックスサーバーで国外のIPアドレスを拒否する設定方法についてご紹介します。
エックスサーバーで海外のipを拒否する2つの方法
エックスサーバーでは、初心者でも簡単に海外のIPアドレスを拒否することができます。
まだ、国外のIPアドレスを拒否していない方は、設定を行ってみてください。
- .htaccessに日本国内のIPアドレスのみ許可する方法
- サーバーパネルから国外のIPアクセス制限設定を行う方法
.htaccessに日本国内のIPアドレスのみ許可
.htaccessに日本国内のIPのみ許可することで海外からのアクセスを制限することができます。
日本に割り当てられているIPアドレスはAPNICから取得します。
APNICとは、Asia Pacific Network Information Centreの略で、アジア太平洋地域のIPアドレスの割り当て・管理業務を行っております。
こちらの参考サイトからも簡単に日本国内のIPアドレスを取得することができます。
.htaccessに記載する例はこちらです。
使用する場合は、自己責任でテスト確認を行ってご利用ください。
### botを許可 ###
SetEnvIf User-Agent "Googlebot" allowbot
SetEnvIf User-Agent "bingbot" allowbot
### 一度すべてのアクセスを拒否 ###
order deny,allow
deny from all
### 日本国内のIPアドレスを許可 ###
### 参考:http://www.cgis.biz/tools/access/ ###
allow from 1.0.16.0/20
allow from 1.0.64.0/18
allow from 1.1.64.0/18
allow from 1.5.0.0/16
allow from 1.21.0.0/16
・
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・
allow from 223.223.224.0/19
allow from 223.252.64.0/19
allow from 223.252.112.0/20
サーバーパネルから国外のIPアドレスを制限
.htaccessに国外のIP制限を行う方法が心配な方は、サーバーパネルからIPアドレスを制限することをおすすめします。
エックスサーバーでは、サーバーパネルの「WordPressセキュリティ設定」から簡単に設定することができます。
「WordPressセキュリティ設定」を開いたら「国外IPアドレスからのコメント・トラックバック制限」をONにするだけです。
まとめ
サイトを運用していると海外から攻撃を受けたり、不正なアクセスが増えることがあります。
アドセンス広告で収益を上げている場合に、海外からアクセス超過によりアドセンスが停止することもあります。
エックスサーバーでは、サーバーパネルや.htaccessで、簡単に海外のIPアドレスを制限することができます。
海外のIPアドレスを制限していない方は、アクセス制限をおすすめします。
- .htaccessで国内のIPアドレスのみ許可設定
- サーバーパネルから国外IPアドレスからの制限設定